各種代表的なオンラインストレージサービス(インターネットでアクセスするデーターの貸金庫)を
タイトルに並べてみましたが、どれも安いものになると2テラバイト(2000ギガバイト)で1,200円から1,700円くらいで月払いで借りれます。
本当にセキュリティー対策がしっかりした企業向けのオンラインストレージサービスになると、例えばNTT東日本のサービスでは1テラバイトで6,600円で3テラバイトになると23,100円になります。これは月額料金です。
ソフトバンクの企業向けの本格的なストレージサービスになると桁違いで、たったの1ギガバイトで12,000円/月もします。
100ギカバイトで180,000円/月です。
もうこれは、会社にとってよほど重要な顧客情報などを保管するためなのだと思います。先ほどの最初にご紹介したGoogleドライブなどの料金とは全くの別格です。
この違いはやはりセキュリティーにあるとおもいます。つまりその会社以外の第三者が運営元も含めて絶対に見ることができないし、ハッキングに対しても絶対ということはないですが、よほど厳重に防備されているからこそのこの価格なのだと思います。
元をただせば、最初に挙げさせていただいた、GoogleドライブやDropboxなどの安いプランでは、セキュリティーが甘く、運営元の会社は、預けられたデーターを分析することができるようです。
これは以前読んだMicrosoftの公式ブログに書いてありました。つまりストレージサービスを無料なり、低額で使えるのは、運営元の会社がデーターを分析して、マーケティングなり、他の企業に売却することにより利益を得ているがゆえとのことでした。
もちろん個人が特定されるようなデーターは収集しないのですが預けたファイルに画像が多かったりすると、写真に興味があるのではないかということになり、全体的なデーターとして写真が好きな人はこのくらいいるというデーターになります。
エクセルやワードのデーターが多かったりすると、エクセルやワードを頻繁に使っている人はこのくらいの割合でいるというデーターになります。
ただそれは建前でこの人はエクセルを多く使っているとか、写真を多くとっているなどの個人情報と結びつけて保管する場合もなきにしもあらずです。これは特にGoogleやMicrosoftでは懸念されることで、アメリカの国家安全保障局のNSAなどに個人データーを提供しているということが囁(ささや)かれています。
セキュリティー面でも脆弱で簡単にハッカーが突破できたりします。ですから何でもかんでもオンラインストレージに預けるというのは実はとても危険なことです。私も個人が特定できるものや、パスワードが書かれたファイル、運転免許証の写真などは預けないようにしています。
どうしてもそういったデーターも預けたいということになると、先程あげたソフトバンクの1ギガバイト12,000円というところと契約しなければなりません。
オンラインストレージはどこからでもアクセスしてファイルを読んだり見たりできる利便性がある一方で、誰でもアクセスできるインターネット上にあるサービスなので、データーが第三者に読まれたり、盗まれたりというリスクは常にあることを忘れないようにしていきたいものです。
Posted from SLPRO X for iPhone.
オンラインストレージって何?
オンラインストレージとは、インターネット上にあるサーバーに自分のファイルを保存して、必要な時にアクセスできるようにするサービスのことです。インターネット上に自分のデータを保存することで、自分のパソコンやスマートフォンなど、どこからでもデータにアクセスできます。また、オンラインストレージは、自分のデータをバックアップするためにも使われることがあります。
オンラインストレージは、以下のような特徴があります。
- 大容量のデータを保存できる:自分のパソコンやスマートフォンなどのデバイスには保存できない大容量のファイルも保存できます。
- どこからでもアクセスできる:自分のデータをクラウドに保存するため、どこからでもアクセスできます。
- データのバックアップができる:自分のデータをクラウドに保存することで、万が一自分のデバイスが故障してもデータをバックアップすることができます。
一方で、オンラインストレージにデータを保存する場合は、インターネットに接続していない場合にはアクセスできないというデメリットがあります。また、セキュリティ面でのリスクもあるため、重要なデータを保存する場合は注意が必要です。
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