最近は便利になって、インターネット経由で音楽が聴けたり、映画が見ることができるようになりました。

それでも、ヨーロッパや韓国、アメリカなどに比べると、まだまだCDが売れているのが日本です。
アメリカやヨーロッパではCDはミュージシャンの印税のうちの2?3割くらいまで下がっているとのことですが、日本では印税の7割がCDからとのことでした。
こうした国は、世界でも大変珍しいのだそうです。
私が子供の頃や中学生、高校生の頃など、ごく最近までは、音楽を聴きたかったらカセットテープやレコード盤を買うか、そうでなければラジオを聴く、テレビの歌番組を見るのが普通でした。
ラジオやテレビでは、必ずしも自分が好きな曲や歌手の方がかかるとは限りませんので、気に入って何度も聴きたかったら、レコード屋さんに行ってレコード盤やカセットテープを買うか、ラジオでたまたま流れた好きな曲をカセットテープに録音して聴くかという方法でした。
ここ、ほんの10年くらいで急速にインターネットの通信速度も上がり、そしてインターネットの価格も安くなったおかげもあって、世界中で、音楽をインターネットで聴いたり、映画をインターネットで観たりできるようになりました。
リスナーにとっては、より便利に、たとえ真夜中に聴きたい曲があれば、インターネット上のアイチューンズ・ストアなどからすぐに購入することができます。
しかしこのインターネットでの音楽購入や映画購入で問題というか、影響もあって、つまりミュージシャンの方に入る印税が、CDで販売したのよりも、インターネットで購入した場合は安くなってしまう事です。
ですので、こうした定額の音楽配信サービスに、楽曲を提供していないミュージシャンの方も、結構有名どころの方でいらっしゃいます。
ミュージシャン個人の判断ばかりとは言えず、所属事務所の方針もあると思います。
日本では、相変わらずCDでの販売が好調なのでこれが可能になっています。
しかし、世界の状況を見るとアメリカをはじめとする国では、定額制の音楽配信サービスで勝ってもらわないと、たとえ大物ミュージシャンの方でも印税が入らなく、成り立たなくなってきています。
これはちょっと問題もあり、つまりミュージシャンの方々が良い曲を歌ったり、作ったりしてもそれに見合った収入を得られにくくなってきているので、下手をすると作曲や作詞、レコーディング・スタジオや日程にお金や時間をなるべくかけないようにしようという動きが広がらないかということです。
つまり、簡単に言うと、音楽を提供する側が提供するのにお金をかけられなくなり、名曲の誕生にブレーキをかけてしまうのではないかと言うことです。
音楽や映画などはエンターテイメントですから、安ければ良いと言うものではなくて、やはりいい曲やいい映画を聴いたり観たりして感動を覚えるのが一番の役割です。
そのあたりが私は心配してるのですが、日本では例外的にまだまだCDが売れているので、その心配はあまりしなくても良いようです。
日本ではCDの値段も私が小さな頃から現在に至るまで3,000円以上するものが多いです。(最近は安くなっているアルバムもあります)
しかしアメリカなど欧米ではCDの値段が、1,000円代高くても2,000円代とCDの価格自体が日本より安いです。
アマゾンなどで見ると、洋楽のCD価格は安いのに驚きます。特にインポート物などは、日本のシングルCD並みの低価格です。
でも面白いことに、アップルの共同創業者の一人、故スティーブ・ジョブズさんはアップルが発売しているデジタル音楽プレーヤーのアイポッドでは音楽を聴かないそうで、アナログの昔ながらのレコード盤で聴いているのだそうです。
やはりこだわりはある人にはあるのですね。
しかもデジタル音楽の老舗のようなアップルの共同創業者の方でもそうです。
すっかり話がこの記事のタイトルから脱線してしまったのですが、そうしたサービスである定額制の音楽配信サービスのSpotifyや定額制の映画配信サービスのU-NEXTの契約を続けていくべきかどうか、迷っていたのですが、これからも最低でも3ヶ月間は続けていこうと思いました。
やはりストレス発散のためというのが、一番の理由です。
やはりパソコンで仕事をしていると、アプリを製作するのも自分が自覚している以上にストレスがあるようで、どこかで発散させなければなりません。
それには、好きな音楽や全く新しい分野の音楽などを聴くのも気分転換になります。
定額制の映画配信サービスで、全く非日常的なシーンに身を置くことでも、気分転換になります。
それゆえ、これらサービスを続けていくことは、良い仕事を長く続けていく上でも大切だという結論に達しました。
via PressSync