前にこのブログに書いた記事で、暗闇では顔認証はカメラに写らないので出来ないようです、という記事を書いたのですが、顔認証のやり方に慣れてきて、実際に電気を消した暗闇の中でやってみたら認証できました。
これはすごいですね。
なぜカメラに写らなさそうな暗闇でも認証できるのかは、はっきりとはわからないのですが、アイフォーンの画面自体が待機画面(認証前の画面)でも少し光を発しているので、その微かな光でも顔を認識できるのかもしれません。
もしかしたら暗闇でも写る赤外線カメラでも付いているのかとも思ったのですが、アイフォーンの仕様を見ても、そんな記載はなかったでした。
これはかなり思っていたよりも高度な技術が使われているのではないかと思いました。
そうなると、私が前に書いた、顔認証より指紋認証の方が信頼できるのではないかという考えも改めなければならないのかもしれません。
最もセキュリティに配慮しなければならない銀行でも顔認証どころか指紋認証もしておらず、いまだにパスワード入力でしたので、顔認証の精度を疑っていたのですが、これは最先端の技術だと思うようになりました。
しかしそうなると、銀行のシステムの方がよほど危ないことになります。
ATMが誕生して以来いまだにパスワード認証ですからしかも数字ばかり4桁です。
ネットの世界でもパスワード認証は複雑なパスワードを設定するようになっていて、サイトによってはローマ字と数字の組み合わせで、8桁以上、さらにローマ字の小文字と大文字も使わなければならないサイトもあります。
ゆうちょ銀行では、最近お知らせが来たのですが、ネットバンキングを使う場合、パスワード認証ではなく、グーグルやアップルなど多くのサイトで使われている方法の、本人のスマートフォンにパスコードを送信してその文字や数字を入力して認証するということを始めたようです。
そして、ゆうちょ銀行のアプリは顔認証にも対応するようになりました。
顔認証の精度についての参考資料やネットの記事などを読んだことがなかったので、ちょっと危ないのではないかと思っていました。
ただ、双子のような顔がそっくりな場合でも、間違わずに識別できるのかなどまだ疑問は残ります。
でも双子ということは身内ですから仮に2人とも認証が通ってしまっても、それほど問題はないかもしれません。
民生用機器でここまで認証技術が進んでいるのかと、今回新しくアイフォーンを買ってみて体験することができてよかったでした。
実は新しく買ったアイフォーンは仕事用に必要に迫られて購入したもので、必要に迫られなければ、前使っていたアイフォーン7プラスをあと2年は使おうと思ってましたし、そのあとは安い3万円代のアンドロイドのスマートフォンにしようかと考えていました。
でも多少高くとも、こうした最新技術に直に触れることができたので、新しくアイフォーンを買って正解でした。

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