
アィフォーンを使っていると、音楽データはCDからアイチューンズに取り込む標準の形式はAACです。
以下はウィキペディアからの引用です。
Advanced Audio Coding(略称: AAC、先進的音響符号化)は、不可逆のデジタル音声圧縮を行う音声符号化規格のひとつである。1997年にISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Group (MPEG) において規格化された。MP3の後継フォーマットとして策定され、一般的にAACは同程度のビットレートであればMP3より高い音声品質を実現している。
引用元:AAC – ウィキペディア
音楽の規格としてはmp3が非常に有名です。圧縮された音楽形式として対応する機器は多く、音楽関係の再生機器ならばまずmp3に対応していない機器はないというほど標準化されています。
以前、音楽のプロとも言える、あるDJさんの記事を読んだのですが、お店でかける音楽の形式はほとんどmp3だといいます。
音楽形式として最もデータサイズが大きい、アップルでしたらAIFF、ウインドウズでしたらWAVというCDのデータを圧縮することなくそのまま保存する形式があります。
ファイルの拡張子はAIFFの場合はaif、WAV形式の場合はwavです。
先ほど申し上げたように、まったく圧縮されていないため、CDと同じ容量のファイルサイズになります。
アイチューンズに取り込んだAIFFのファイルサイズは、例えば安室奈美恵さんの「Can You Celebrate」一曲で、63.4メガバイトです。
一方、AACで保存した場合は12.4メガバイトです。アイチューンズの場合の拡張子はm4aです。
約五分の一のデータサイズになります。
それでいて、実際に聴いてみても、AIFF(aif)とWAV(wav)をアィフォーンで聴き比べても、音質には違いがないように感じます。
むしろ、圧縮されたAAC(m4a)形式の方が良い音に聴こえるくらいです。
先ほど取り上げさせていただいたプロのDJさんも、両方聴き比べてもらったところ、違いがわからなかったと言います。
プロの音楽機材を使って、プロの耳で聴いてもそうなのですから、事実上、音質の差は無いといってもいいでしょう。
わたしは、今、現役で使っているアィフォーン7プラスは保存容量が128ギカバイトもあるので、そちらにはAIFF(aif)で音楽データを保存しています。
一方、現役を退いて、今は、ドラマを観たり、音楽を聴いたりするiPodのような使い方をしているアィフォーン6にはAAC(m4a)で保存しています。
しかし、先ほどのDJさんのように、音の違いがまったくわかりません。
むしろ圧縮されたAAC(m4a)の方が音が良く聴こえるくらいです。
そうだとすると、なぜ無圧縮のAIFFやWAV形式が存在しているのか理由がわかりません。
インターネットの記事の中には.音質を重視するならAIFFで保存することを推奨している記事はあることにはありました。
しかしそれは本当かと思いたくなります。
わたしのアィフォーンで聴いても、プロのDJさんが高価なプロ用の機器で聴き比べても違いがわからなかったという両者のデータ形式です。
ウィキペディアで調べても何のために存在しているのかがわかりません。
ただWAV形式で保存していれば、それを使ってCDを作ることができます。mp3でもCDは作成できますが再生にはmp3に対応したCDプレーヤーを使う必要があり、今時のCDプレーヤーは多くがmp3に対応はしているものの、やはり一般の形式であるWAVを使えば、その、一般の形式のCDを作ることができるので、利点といえば思いつくのはそのくらいです。
via PressSync
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