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クリントイーストウット゛監督の映画は社会性に富んて゛いる

クリントイーストウッド監督作品「アメリカンスナイパー」アマゾンプライムビデオ

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クリントイーストウッド監督の作品を観ていました。アメリカンスナイパーです。

他にも、ミリオン・ダラー ・ベイビーやグラントリノなどを観ていると、最後はハッピーエンドという感じはしません。でも、必ず後に余韻が残ります。作品を見終わった後で、これでよかったんだなと思うような作品です。

ただ、すべてそうかというとそうではなく、ヒアアフターのようなハッピーエンドの作品もあります。その過程では、悲劇が襲いますが、なんとか最後は収まりが付きます。

クリントイーストウッドさんといえば、西部劇のガンファイターやダーティハリーのような荒くれ者を演じてきた方です。

私はあまりそういった作品は好きではなく、そういった意味では今まであまりクリントイーストウッドさんとはご縁がなかったでした。もちろんダーティハリーを観たことはあり、いまだに記憶に焼き付いているシーンもあります。

しかし監督になってからは、そういった荒くれ者が、最後に正義を通してハッピーエンドというような、自分が演じてきたような作品とは似ても似つかぬ作品を作られています。

地味で、どこにでもいそうな人物が描かれている作品、人生の特等席などの作品もあります。

そして自分が監督を務めて自分が出ています。その演技は見事です。彼観たさに彼の作品を見ることが多いです。スペース・カーボーイなどはとても発想が面白くて彼の演技も素晴らしく、好きな作品です。

今観ていたアメリカンスナイパーもアメリカ同時多発テロ以降のイラクでのアメリカ軍の様子を描いた映画です。あるアメリカ軍のスナイパーを中心に描かれています。そこは常軌を逸した世界です。隙さえあればアメリカ兵を殺そうとする人たち、多くはイラク人ですが常に緊張にさらされる世界です。

どうりで、退役軍人や帰還兵が、日常生活を過ごすことが精神を病んでしまって容易ではないことが多いわけです。

主人公のスナイパーとしての初仕事は、手榴弾を母親から受け取ってアメリカ兵の方へと走っていった子供を撃つというものでした。

戦争とはいえ、残酷です。ですが、やらなければ多くのアメリカ兵が手榴弾で死んでいたでしょう。

非日常的な状況下に長期間置かれると、普通の感覚に戻るのば難しいです。

自分の仲間を救うためとはいえ、10歳も行かないような子供を狙撃するというのは、非日常的そのものでありトラウマになってもおかしくありません。

クリントイーストウッド監督は、このような、あまり普段目にしないような現実を映画化しています。

映画を観る方としても、勧善懲悪のストーリーのハッピーエンドの映画を観る方が楽ですし、ストレス発散になります。

ですからあえておススメしませんし、私もアイアンマンやファンタスティック フォーなどのスーパーヒーロー物が好きです。

肩の力を入れずに観ることができます。そして最後は正義が勝つハッピーエンドです。

クリントイーストウッド監督はあえて自分が演じてきたような作品を作っていません。

世の中には人々が知らなければならない事実があるという事を訴えているようにも思えます。

社会的な映画を作っている監督は他にもオリバーストーン監督がいます。彼も、ベトナム戦争のアメリカ軍の映画を作ってます。ジョン・F・ケネディ暗殺についての映画も作っています。アメリカ政府から見れば、触れて欲しくないような映画です。他にもアメリカのNSA(アメリカ国家安全保障局)が過度に世界中の国の国民や政府の情報をいかに集めているかを映画化した「スノーデン」という作品も作っています。

オリバーストーン監督の方が、クリントイーストウッド監督よりも先にこうした社会情勢に関する映画を作ってきたと思います。しかも、内容は過激です。扱っているテーマが過激だからです。それでもまだ、ストレートには写してないと思います。現実はさらに過激なもので、そのことをストレートに描くと、あまりにもショッキングで映画を観る人に心的外傷を追わせてしまうからです。

突然ですが、スノーデンを調べていたら本人のインタビュー記事がありましたのでリンクを掲載させていただきます。内容は日本のことです。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49507

クリントイーストウッド監督から話題がそれましたが、私は彼が監督して彼自身が出てくる作品が好きです。昔のダーティハリーとはかけ離れた役ですが、決して人に媚を売ったりはしないところはダーティハリーと似ていて、いい渋さを感じます。それにとても生き生きとされています。

アマゾンプライムビデオで調べると、クリントイーストウッド監督作品が予想以上に多いことがわかりました。まだ全体の半分くらいしか観ていません。これからゆっくりと観ていきたいと思います。

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