
いろいろなパソコンのストレージサービスを無料・有料で使って試してみましたが、今は無料のOneDrive(ワンドライブ)とGoogle Drive(グーグルドライブ)を使用しています。
アカウントをそれぞれ複数個もっていて、OneDriveは2個、Google Driveは5個持っていますが実際に使っているのは3個です。
この記事を書きながら考えたのですが、OneDriveの無料アカウントを二つ使って合計で10GB(ギガバイト)の容量を得ます。当初OneDriveは個人用に使おうと思っていたのですが、考えてみると、個人用と仕事用を分けるのはGoogle Driveですでに行っていて、これ以上複雑になるのは避けたいと思いました。OneDriveはメインで使うのは一つに絞りたいと思います。
OneDriveは50GBの有料版にして、仕事用と個人用の両方を保管しようと思いました。仕事用のパソコンがWindows2台とMac book airがあるので、3台で一つのOneDriveアカウントを使えれば、複雑な手間をかけることなくお互いのパソコンでファイル共有もできるのではないかと思います。
ブログを書くときには掲載する画像をブログ用の画像フォルダに保存するのですが、それもそのフォルダーをOneDriveに保管すればどのパソコンからでも保存・読み出しができます。
ここで、そもそもストレージサービスとは何なのかについて私の頭の中を整理するためにも意味を調べてみました。
ストレージサービスとは、インターネット上でファイル保管用のディスクスペースにデータを保存することができるサービスのことである。
ストレージサービスでは様々なファイルをインターネット経由で保存することができ、利用したいときに読み出すことができる。Webベースであるためパソコンの機種などに依存せず、インターネットに接続可能な環境であれば、どこでも利用することができる。
以上「ストレージサービスとは 「オンラインストレージ」 (storage service): – IT用語辞典バイナリ」より引用
今の仕事についてから5年あまりGoogle Driveを使ってきました。社長さんとお客様が広報誌に載せた画像ファイルを共有して会社のサイトに広報実例として掲載するためと、制作しているお客様のホームページデーターや資料類を入れるためです。現在のところ無料で使える15GBのうち9GBを使用しているので無料版で使用しております。
冒頭に述べましたように、現在は無料のOneDrive二つとこれまた無料のGoogle Drive三つある状態です。
OneDriveは個人用、Google Driveは仕事用というように分けようかと思っておりました。しかしGoogle Driveは入社以来仕事用でしたのでそのままで使って、OneDriveは特に個人用にこだわらなくともよいのではないかと思いました。
今までは、二つのアカウントを利用するために、パソコンにもともとあるユーザーアカウントに加えてもう一つユーザーアカウントを作成して、それぞれで別のアカウントでOneDriveやGoogle Driveを使用しておりました。アカウントという言葉が出てきました。とても紛らわしい言葉ですがWEBサービスを使うとこのアカウントという言葉が頻繁にに出てきます。私の頭を整理する意味でアカウントについて調べましたので引用させていただきます。
コンピュータ用語でのアカウント (account) は、ユーザーがネットワークやコンピュータやサイトなどにログインするための権利のことである。また、ユーザーとは、コンピュータシステムの利用者を意味する(エンドユーザー参照)。ユーザーに割り当てられたアカウントをユーザーアカウントとも呼ぶ。
例えば、ネットワークにログインするためのアカウントや電子メールを送受信するためのアカウントなどがある。アカウント (ID) には、パスワードが関連付けられており、利用者はアカウントと併せてパスワードを入力することにより、ログインする権利を認められたネットワークやコンピュータやサイトにログインすることができる。権利 (ID) とパスワードを合わせてアカウントと呼ぶこともある。
引用元「アカウント – Wikipedia」
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88
三つあるうちの二つのGoogle Driveには仕事用のファイルを保存しています。一つはメインで、もう一つはバックアップです。二つは全く同じファイルを保存しています。どちらかに問題が起こっても、もう一つあると安心だからです。
残る一つのGoogle Driveは、まだ用途を決めていませんでした。いわば予備のストレージです。パソコンのユーザーアカウントは二つなので、三つめはパソコンと紐付けして使うことをせずに、保存が必要な時にブラウザ経由で個別に保存しようと思います。
(記事追記2018年10月23日)
OneDriveの50GBプラン申し込みました。3台のパソコンで同じアカウントを使って作業した内容を保存したいと思います。
Google Driveで思ったのですが、私のパソコン環境のみで起こることなのかわからないのですが、ダウンロードするとZIPファイルがダウンロードされるのですが、いざ開こうとすると高い確率でエラーが出てしまいます。OneDriveではそのようなことはありませんでした。
ちょっとバックアップ用としてはGoogle Driveは不安かもと思いました。いざというときにダウンロードできなければ困ります。
(以下2019年3月10日追記)
GoogleドライブのZIPファイルが開けなかったのは、まだダウンロードの途中で開こうとしたためでした。一見ダウンロードが終わったように見えるのですが、実はまだ終わってなくてもうしばらく待ってから開くと開けました。
(追記ここまで)
Googleドライブは本当によくできております。無料で使える容量も15ギガバイトと大きく他社を引き離しています。仕事用に使っていて、会社の社長さんとフォルダ共有機能も使っており、うまく共有できております。
一時有料プランにしたこともあったのですが、個人用ファイルを削除したら、十分15ギガバイトで間に合うので以来無料で使わせてもらってます。
ただ心配なのは、無料で使っている限りは(私が思うに特にGoogleは)以前マイクロソフトの記事で見かけたのですが、たとえ無料でサービスを顧客に提供しても企業側にとっては儲かる仕組みがあるということでした。つまりは、預けたファイルの内容企業側が把握することで、広告などにその情報が使われているということです。また、集めた情報はマーケティングの会社などに転売することも可能だと思います。GoogleドライブやマイクロソフトのOneDrive(ワンドライブ)などの利用規約にも、2次利用について書いてあります。
以下はGoogleの利用規約に関する記事からの引用です。
例えば、ユーザーは「Googleドライブ」というサービスを利用することで、オンライン上に様々なファイルを保存することができる。ところがグーグルの利用規約を確認すると、ユーザーが保存したデータは、サービスの運営、プロモーション、改善、および、新しいサービスの開発に目的が限定されるものの、グーグルにも使用権限があるという内容になっている。
引用元「グーグルの利用規約について注意すべきこと – 弁護士ドットコム」
URL:https://www.bengo4.com/internet/n_25/
このようにGoogleでは全サービス共通の利用規約で利用者のデーターを使うことができると規定しています。
無料でサービスを提供して、信頼を得たところで、より大きなもの(サービス)を売ることもできると思います。Googleドライブを最初は無料で使っていたけれども、データーを社員全員と共有したいとなったときに、Googleドライブの有料版G-Suite(ジースイート)などへのプラン変更などです。
私は現在一つの会社用Googleドライブと三つの会社用Googleドライブのバックアップ用Googleドライブを利用していますが、こういう話を聞くと、使いたくなくなりますね。ちょっと危機感を覚えます。
マイクロソフトの公式ブログでも、OneDriveなどのサービスでは、個人情報を切り売りして使っているようなものと書かれてありました。以下そのブログからの引用です。
一見、ユーザーからは何も支払っていないように見えますが、実はターゲティングを行うに当たって、クラウドベンダーはユーザーの個人情報やデータを利用していることがあります。その方がより適切なターゲットに広告を届けることができ、広告メディアとしての競争力があがるからです。つまり、大雑把にいうと「ユーザーは自分の個人情報やデータを切り売りすることで無償の一般消費者向けクラウドを利用している」ことになるわけです。
引用元「【2017年版】一般消費者向けクラウドと組織向けクラウドの本質的な違い【10/21 更新】 – Microsoft Partner Network ブログ」
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GoogleドライブやOneDriveはただで使えて便利ですが、預けたデーターの利用券が企業側にもあることを知って使わなければならないと思いました。
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