【広告】

しのちーチャンネル

ASUSのノートパソコンをリカバリー バックアップ編

2014年8月17日にamazonで注文したASUSのノートパソコンX553MAの動作がかなり遅くなりました。4年前に買ったものですから結構長時間これまで使ってきたので遅くなってくるのは致し方ないと思います。

このたびリカバリーするパソコンは仕事用のサブ機ですから、あまり遅いといざというときに仕事にならないと思いこのたび思い切ってリカバリー(初期化:買った時の状態に戻す作業)をしようと思いました。

リカバリーは久しぶりです。リカバリーの方法も変わりました。まずリカバリーディスクというものがなくなって、買った後自分で作るか、それともパソコン内に保管されているリカバリー機能を使うようになりました。

私が初めてパソコンを買ったWindows98の時代には、私が必要なファイルまで削除してしまうのでしょっちゅうパソコンが動かなくなり、その度にリカバリーをしていました。

最近のパソコンはリカバリーをするときにWindowsが入っているDVDやCDなどは使わずに、直接パソコンに内蔵されているリカバリーデータから行うというのは、もはや常識のようです。DELLなどではオプションでリカバリーディスクを新しいパソコンを買うときに限って販売しているようです。ASUSでは問い合わせたところリカバリーディスクの販売は行っていないそうです。

リカバリーデーターは今はパソコンから行うと述べましたが、パソコンが壊れて動かなくなったらパソコンからのリカバリーができない恐れがあるので、あらかじめUSBメモリースティックやDVD-Rにリカバリー情報を書き込んで、いざというときにリカバリーできるようにしないといけないようです。

リカバリーを行うと今まで使い慣れたパソコンの環境は一切消去されますので、あらかじめリカバリーをする前に他のディバイス(USBメモリー、外付けハードディスクドライブ、DVD-R/DVD-RWなど)にデータを保存しておきます。

私も今はデーターのバクアップをUSBメモリーに保存している最中です。

なかなかどれをバックアップしてよいのかわからなかったので、下記サイトを参考にさせていただきました。

「PCリカバリー、これはバックアップしておけ!という項目一覧 – 知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ」

PCリカバリー、これはバックアップしておけ!という項目一覧
こんにちは、さち です。PCのリカバリーをするには必ずバックアップが必要!でも、...

ブラウザはIE(インターネットエクスプロラー)とFirefoxとChromeを使っていますので、それぞれのバックアップを取りました。ChromeとFirefoxはフォルダをコピーして保存、IEはエクスポート機能を使って保存しました。

下記設定ファイルの保管場所は、検索で調べて自分のパソコンでやってみて確認したものですが、私もこれらのフォルダーから本当に復元できるのかは、まだリカバリーをしていないので、一応書き記しておきますが、現在のところこのブログに記載した方法でちゃんと元に戻せるかどうかわからないため、申し訳ありませんが自己責任でお願いいたします。他サイトなどでも確認してみてください。参照サイトのアドレスを記載させていただきます。

ブラウザのデーターバックアップ方法

参照サイト「IE,Firefox,Chromeブラウザー別お気に入りと保存パスワードの移行方法 – パソコンりかばり堂本舗」

URL:?https://www.ikt-s.com/browser-favorite-pass/

ここから、私が検索で調べながら行ったデーターのバックアップについて書かせていただきます。

ブラウザ(Firefox、Chrome、IE)のバックアップ

Mozilla Firefox(モジラ・ファイヤーフォックス)やGoogle Chrome(グーグル・クローム)といったブラウザのブックマークや各種設定などはクラウドで同期することができ、リカバリー後も同期しようとしている場合バックアップを取る必要性はあまりないかもしれません。

ただし、やはり自分の手元にバックアップがあれば安心です。

Chromeの場合には、同期設定をすることでブックマークやパスワード、設定などが自動的にGoogle Chromeのクラウドへ保存され、リカバリーしたパソコンでも同期を有効にすることで、自動的にブックマークや各種設定がリカバリー前のパソコンと同じになります。下記はGoogle Chromeの同期に関するホームページのURLです。

すべてのデバイスで同じブックマーク、パスワード、その他の設定を使用する - パソコン - Google Chrome ヘルプ
同期をオンにすると、以下の項目が同期され、すべてのデバイスで同じ情報を使用できるようになります。 ブックマーク 履歴と開いているタブ

Firefoxも同様で、「Sync」と呼ばれている同期設定をONにすればどの端末のFirefoxでも同じ機能が使えるようになっているようです。ただしバックアップするためではないので、バックアップを保存するには「Firefox プロファイルのバックアップ」を実行するか、ここでご紹介させていただいているバックアップを取っておく必要があるようです。以下はFirefoxのSyncに関するホームページURLです。

コンピューター上で Sync をセットアップするには? | Firefox ヘルプ
Firefox アカウントを使用して、ブックマーク、履歴、パスワード、アドオン、開いたタブを他の端末やプロファイルの Firefox と同期できます。
隠しフォルダー、ファイルの表示

各ソフトウェアのバックアップを取るときに必ず出てくるのが、AppDataというフォルダー名です。このフォルダーは隠しフォルダーで設定によっては表示されません。

隠しフォルダーを表示させる方法ですが、何でもよいのでエクスプロラー画面を表示します。(下記画像のような)

そしてメニューから表示をクリックします。

Windowsのエクスぷろらー画面

メニューが新たに表示されますので、一番右側にあるオプションをクリックします。

エクスぷろらー画面のおプチ音をクリック

フォルダーオプション画面が新たに表示されますので、上の表示タブをクリックしていただいて、画面下の詳細設定にありますファイルとフォルダーの表示の項目で隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する、のところを選択していただいて、あとはOKを押していただければ完了です。

フォルダーオプション画面の表示をクリック
ブラウザの設定

Firefoxの場合

C:Users(ユーザー名)AppDataRoamingMozillaFirefoxProfiles

Profilesフォルダーの中に※※※※.defaultのようなフォルダーが入っているのでそのフォルダを保存

リカバリー後、この※※※※.defaultフォルダーの中身だけ、新しくできたフォルダーの中身に上書き保存

ブラウザのファイヤーフォックス(FireFox)のデーターファイルを保存

Chromeの場合

C:Users(ユーザー名)AppDataLocalGoogleChromeUser Data

Chromeフォルダーの中のDefaultフォルダを保存します。

リカバリー後、保存したDefaultフォルダーを新しいChromeのDefaultフォルダーに上書き保存します。

ブラウザのクローム(Chome)のバックアップフォルダーを上書き

IE(インターネットエクスプロラー)の場合

IEの場合は、私はパスワードの情報は取得に一手間かかるため、あまりIEは使ってなかったこともありあきらめました。

コントロールパネル→ユーザーアカウント→資格情報マネージャーで下記のようなパスワードを調べることができる画面を表示することは可能ですが、パスワードを一括して保存することはできず、一つ一つ開いてパスワードを表示させなければなりません。一つ一つコピーペーストするかメモを取るかです。

Windowsの資格情報マネージャー画面

私の場合、IEのファイル→インポートとエクスポートからお気に入り、フィード、クッキーのエクスポートを行いました。

インターネットエクスプロラーのインポート・エクスポート画面
インターネットエクスプロラーからファイルにエクスポートする画面
メールソフト(Thunderbird、Outlook2013)の場合

メールソフトでは私の場合はThunderbird(サンダーバード)とOutlook(アウトルック)2013を使用しています。

バックアップ方法を記載します。

Thunderbirdの場合

掲載画像はWindows8.1の画面です。

C:Usersユーザー名AppDataRoamingThunderbirdProfiles

Profilesフォルダーの中の※※※※.defaultを保存

リカバリー後、保存した※※※※.defaultフォルダーの中身だけ、新しくできたフォルダーの中身に上書き保存

メールソフト(メールクライアント)のバックアップするフォルダー

Outlook2013の場合

スクリーン一番左下にあるウインドウマークを右クリックします。

Windowsデスクトップ画面のウインドウズアイコン

出てきたメニューのコントロールパネルをクリック↓

ウインドウズアイコンを右クリックして出た画面。コントロールパネルをクリック。

コントロールパネルのユーザーアカウントとファミリーセイフティをクリックします。↓

コントロールパネル画面のユーザー アカウントとファミリーセーフティをクリック

Mail(Microsoft Outlook 2013)[※2013の場合](32ビット)をクリックします。↓

ユーザー アカウントとファミリーセーフティの画面でMail(Microsoft Outlook 2013)をクリック

メール設定が開きます。データファイルをクリックします。↓

メール設定画面のデーターファイルボタンをクリック

アカウント設定の画面が開きます。ここで気を付けたいのは、メールによってデーターの保管場所が二通りある場合があることです。下記図をご覧いただくとC:Users(ユーザー名)¥DocumentsOutlook ファイルというところに保管されているメールアカウントと、C:Users(ユーザー名)AppDataLocalMicrosoftOutlookというディレクトリに保管されているメールアカウントがあります。皆様の環境でメールアカウントの登録数が少ない場合などは、二通りに表示はされていない場合もあります。↓

アカウント設定画面のデータファイルタブをクリックしてファイルの場所を開くをクリック

上記、Outlookのアカウント設定の画像が示すように、私の環境下ではメールアドレスによって二つの違う場所にメールのデータが保管されています。人によって、メールの登録状況によっては一つの保管場所しか出てこない場合もあります。

保管場所がC:Users(ユーザー名)¥DocumentsOutlookのメールアカウントのところをどのメールでも構いませんのでクリックして、そして上記画像赤い四角枠で囲ったファイルの場所を開く、をクリックしてみてください。

そうしますと、ドキュメント→Outlook ファイルのフォルダが開きます。↓

これらメールアドレスの末尾にpstがついたファイルを保存しておきます。一つ上の階層へ行って「Outlook ファイル」のフォルダを保存しておきます。

Outlookファイル画面で拡張子(ファイル名の末尾)がpstのファイルを保存する

保存場所がC:Users(ユーザー名)AppDataLocalMicrosoftOutlookが場所に指定されているメールアドレス(メールアドレス末尾にostがついている)は自動的にMicrosoftのサーバーと同期が取れるので、メールアカウントの設定が済めば自動でメールが復旧します。

以下、マイクロソフトサポートページからの引用です。

アカウントによっては、オフライン Outlook データ ファイル (.ost) を使用します。これは、サーバーに保存されているメッセージの同期コピーであり、複数のデバイスや Outlook などのアプリケーションからアクセスできます。IMAP、Microsoft Exchange Server、Outlook.com などのアカウントが該当します。

オフライン Outlook データ ファイルは、ドライブ名:UsersユーザーAppDataLocalMicrosoftOutlook フォルダーに保存されます。オフライン Outlook データ ファイル (.ost) は、サーバー上の情報のコピーなので、バックアップを作成する必要はありません。アカウントを再設定するか、または別のコンピューターまたはデバイス上でアカウントを設定すると、メッセージの同期コピーがサーバーからダウンロードされます。

以上「情報を保存する Outlook データ ファイル (.pst) を作成する – Outlook」より引用

URL:https://support.office.com/ja-jp/article/%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B-outlook-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB-pst-%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B-17a13ca2-df52-48e8-b933-4c84c2aabe7c

これで、メールの移行準備は整いました。

ただしここまで行ってきたことは、メールのバックアップで、メールアカウントのバックアップではありませんでした。新しい環境になったときメールアカウントをまた初めから設定しなおす必要があります。

新たに登録しなおすといっても、使っているメールアドレスはたいていは一つか二つぐらいですので、手動でも問題ないかと思います。私の場合はメインは一つですがたまにしか受信されないアドレスまで登録しているので、10個くらいです。これでも手動で行けると思います。

他にもバックアップする必要のあるものとしてはMicrosoft(マイクロソフト)IMEの辞書データなどがあります。

マイクロソフトIME辞書データバックアップ方法

何か書き込めるもの、Windowsのメモ帳やメールソフトで新規作成の画面を表示してキーボードからの入力ができる状態で、下記図の赤丸のところをクリックします。(画面はWindows8.1です)

タスクバーの右側のバスケットボックスのようなアイコンを右クリックする

すると、メニューが表示されますのでユーザー辞書ツールをクリックします。

出てきたメニューのユーザー辞書ツールをクリック

次の画面でツールから一覧の出力をクリックします。↓

Microsoft IME ユーザー辞書ツール画面で上のメニューよりツールをクリックし、出てきたメニューの中の一覧の出力をクリック

次の画面で保存する場所とファイル名を自由に決めていただいてから保存ボタンを押します。↓

一覧の取得画面で保存する場所とファイル名を決めて保存をクリック

保存を押していただけたら「一覧の出力を終了しました」のメッセージが表示されてこれでマイクロソフトの辞書ツールの保存は完了です。

お疲れ様でした!!

あとは、ご自身のパソコンのドキュメントやピクチャー、ダウンロードなどを保存していただけたらと思います。

保存するメディアですが、DVDに保存してもいいのですが1枚に4ギガバイトくらいしか書き込めないので、ここはひとつUSBメモリーの方がディスクを入れ替えなくてよい分手間が省けるかもしれません。

USBのメモリーは私の場合は64ギガバイトを使用しましたが、それでも足りなかったくらいです。

一番バックアップする容量が大きかったのはストレージサービスのデーターでした。ストレージサービスとは、パソコン版の貸倉庫のようなもので、サービスを提供している会社のサーバーに自分のパソコンのファイルを保存しておけるサービスです。

しかし、荷物の貸倉庫と違う点はたとえ外部の会社に保存していても、預けたファイルは自分のパソコンにも同じものがあり、そのファイル容量分、自分のパソコンのハードディスクの空き領域を消費します。預けたファイルと自分のパソコンのファイルが同期(同じ状態になっている)からです。

今、メインに使っているのは仕事用のGoogleドライブと個人用のOneDrive for Businessですが両方合わせてかなりの容量になります。64ギガバイトのUSBメモリーが足りなくなり、バックアップするファイルを減らしました。

これで準備は整いました。

リカバリーの際に使用するリカバリーUSBメモリーを作るためにBacktrackerというソフトが入っていない時には自分でASUSのホームページからダウンロードしてリカバリーUSBを作成しないといけないようです。下記はBacktrackerのダウンロードページです。

「Backtracker – Backtrackerの入手・インストール方法 | サポート 公式 | ASUS 日本」

URL:https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1008641/

ところがダウンロードしてインストール、実行してみると「必要なアプリ構成ファイルが見つかりません。」というメッセージが表示されて起動できませんでした。↓

どうやら私のASUS X553MAはASUS(エイスース)のノートパソコンとは認識されていないようです。

ですので、私の場合はASUSのBackTrackerを使ったリカバリーではなく、別の方法を使いました。長くなりますので、その方法は別の機会に書いてみたいと思います。ちょっとだけ書くと、AOMEI OneKey RecoveryとAOMEI Backupper Standardというツールを使いました。

あとは、実際にリカバリーを行うのみです。リカバリーの方法はASUSのホームページに記載されておりますので私が下手な説明をするより、そちらを参考にした方がやり方が分かると思います。ASUSのホームページへのリンクを掲載させていただきます。

「Windows 8-工場出荷状態へのリカバリー方法 | サポート 公式 | ASUS 日本」

URL:https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1006133/

上記ページは、Windows8のものですが、Windows7やWindows10のリカバリーページもございます。

「[ノートPC] Windows 7 搭載機でのリカバリー方法 | サポート 公式 | ASUS 日本」

URL:https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1035418/

「Windows 10 – リフレッシュ・リセット・リストア・リカバリー方法 | サポート 公式 | ASUS 日本」

URL:https://www.asus.com/jp/support/FAQ/1013404/

Windows10の場合、上記URLの記事に従ってリカバリーをすると、元のOS(例えばWindows8.1)などに戻す機能は使用できなくなると記載してありました。

今回私が保存したものは、
・ブラウザ(Chrome、Firefox、IE)のブックマーク及び設定
・メールソフト(Thunderbird、Outlook2013)のメールと設定
・ドキュメントやピクチャー、ダウンロード、ストレージサービス(Google Drive)のフォルダ内ファイル
・マイクロソフトIMEの単語変換データ
・FTPソフトの設定ファイル
などです。

FTPソフトのバックアップについては書いておりませんでした。

また機会を見つけて書いてみたいと思います。

久しぶりのリカバリーなので、しかも昔のリカバリー方法とは違うパソコン本体からのリカバリー手段ですのでちょっと緊張感があります。昔リカバリーをしばしば行っていたころを思い出します。

パソコンのバックアップとは?

パソコンのバックアップとは、パソコン内に保存されているデータやファイルを、外部の記憶媒体に保存することを指します。バックアップを行うことで、万が一の際にデータを失うことを防ぐことができます。パソコンのバックアップには、以下のような方法があります。

  1. 外付けハードディスクにバックアップ:外付けハードディスクにパソコンのデータをコピーする方法です。大量のデータを保存できるため、バックアップに向いています。

  2. USBメモリーにバックアップ:小容量のデータを保存する場合に適しています。

  3. オンラインストレージにバックアップ:インターネットを通じて、オンラインストレージサービスにパソコンのデータを保存する方法です。容量の制限がある場合がありますが、データをリモートからアクセスできるため、便利です。

  4. ネットワークドライブにバックアップ:ネットワークドライブにパソコンのデータを保存する方法です。複数のパソコンからアクセスできるため、家族やオフィス内で利用する場合に向いています。

バックアップの方法は、データの重要性や保存期間によって異なります。一般的には、重要なデータは定期的にバックアップを取り、外部メディアに保存しておくことがお勧めです。また、バックアップしたデータが正しく保存されているかを定期的に確認することも重要です。バックアップを行うことで、パソコンのトラブルや災害などの場合に備え、データを守ることができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました