
会社で管理しているお客様のサイトのページすべてを、常時SSL化することが検討されています。実際に行うかどうかは、今後のGoogle(グーグル)やMicrosoft(マイクロソフト)などブラウザを提供していう会社の動向にかかっていると思います。
Chrome(クローム)などは、SSL(セキュア接続)されていないサイトに対して警告をブラウザに表示するとのことで、サイトを閲覧する人に警戒感を与えてしまうことになると思います。
この場合は、早急な対応が必要です。
サイトを見るたびに「このサイトは安全ではありません」などとメッセージが表示されたら、決して気持ちのよいものではありません。
2018年9月25日現在では、そこまで厳しい警告文は表示されていないようですが今後どうなるか動向を見守っていきたいと思います。
SSL(セキュア接続)って何?
SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上で情報を安全にやりとりするためのプロトコルの一つで、暗号化通信を実現するために用いられます。後にTLS(Transport Layer Security)という名称に改名されました。
SSLを使用することで、WebブラウザとWebサーバーの間の通信が暗号化されるため、第三者によるデータの傍受や改竄を防ぐことができます。具体的には、Webサイトのアクセス時に、WebサーバーからブラウザにSSL証明書が送信され、ブラウザが証明書を検証することで、安全な接続が確立されます。
SSLによって暗号化される情報は、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報、オンラインショッピングやオンラインバンキングなどの取引情報、さらには重要な文書やデータなど、様々な情報が含まれます。そのため、SSLは、情報セキュリティを確保する上で非常に重要な技術となっています。
WebサイトでSSLを使用する場合、URLの先頭に「https://」が付きます。この「s」は、Secure Socket Layerの略であり、SSLが使用されていることを示しています。また、ブラウザには、SSLを使用しているWebサイトに対しては、アドレスバーに鍵のアイコンが表示されるため、ユーザーは安心して情報を入力することができます。