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msconfigを変えてパソコンの起動を速くする

パソコンは起動するときが最も忙しく、さまざまなプログラムを起動時には読み込んでいきます。立ち上がりが遅いというのは、読み込むプログラムがそれだけ多いということです。
そのプログラムを減らすことで起動を速くしようというのが今回のテーマです。
起動するときに読み込むプログラムは msconfig というところで編集することができます。編集とは減らすことができるということです。
msconfigの起動の仕方は、
スタートボタンから「ファイル名を指定して実行(R)」をクリック(左1回)します。そうするとファイル名を入力する画面が開きます。(以下画像)
msconfig001.jpg


msconfig002.jpg

「名前」の欄に msconfig と入力して OK を押します。
msconfig003.jpg

そうしますと、 システム構成ユーティリティ の画面が開きます。
msconfig004.jpg

スタートアップ のタブを開きます。
msconfig005.jpg

このスタートアップにずらりと並んだものは、パソコンのスタート時に(起動時に)読み込むプログラムの一覧です。
ご覧になっていただけると、ウイルス駆除ソフトやウインドウズのわけのわからないものまでいろいろと並んでいます。
画面には スタートアップ項目 、 コマンド 、 場所 という項目があります。
その中の コマンド をご覧ください。msconfig006.jpg

この中には大きく分けると
C:¥Windows…
という文字で始まるものと
C:¥Proguram Files・・・
で始まっているものがあります。
C:¥Windowsで始まっているものはパソコンにとって必ず起動しなければならないものが多いのでここは変更しないほうがよいと思います。
変更していいのは、C:¥Proguram Files・・・で始まっているところです。
このままでは項目のところが途中で切れていて見づらいので、マウスを区切り線のところへ持っていき枠を広げます。
msconfig007.jpg

この中で、チェックをはずしても安全なのは、Adobeで始まるものやMicrosoft Officeなどです。
msconfig008.jpg
これらはPDFファイルを読むときやワード、などを起動するときに速く起動できるようにあらかじめプログラムを読み込んでおくためのものですが、そうそういつもワードやPDFファイルを読むわけではないので最初から準備しておかなくてもよい、という考えです。
そのほかにも、名前を見てインストールしたプログラム名(たとえば、QuickTimeやNero(CD焼付けソフト)、iTunes(音楽ソフト)などは最初から起動しなくても使うときに起動すればよいのでチェックをはずします。
もしも、ここでチェックをはずした後にパソコンを起動してみて起動がおかしいようでしたらまたこの画面を立ち上げて再びチェックをつければよいわけです。
最初から多くを消さずに、少し消して様子を見てみるのが安全かとおもいます。
さて、この画面msconfigを終了するときは
 OK ボタンか 適用 ボタンを押します。適用ボタンを押した時は画面を閉じるために 閉じる ボタンを押すか画面右上の ×印 を押して画面を閉じてください。
msconfig009.jpg

画面を閉じますと、 システムの構成を有効にするには再起動する必要があります という小さな画面が開きますので、 再起動する ボタンを押します。
msconfig010.jpg

ボタンを押すと再起動が始まります。
そして再びウインドウズが立ち上がったときにシステム構成ユティリティの画面が立ち上がります。
画面中、 パソコンの起動時にこのメッセージを表示しない…と書いてあるところにチェックをつけて OK ボタンを押します。
msconfig012.jpg

これで次回からこの画面が出なくなります。

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