サイト訪問者の行動を記録してそれに基づいて好みを把握、そしてそれにあった広告を配信する技術を「行動ターゲッティング広告」といいます。(略してBT[Behavioral Targeting]広告ともいいます)
今までのグーグルなどの広告はコンテンツマッチ広告といって表示されるサイトの内容に合わせる方法でした。
コンテンツマッチ広告との違いは、サイト訪問者がどのサイトを見ていてももっとも多く、頻繁に訪問したサイトに関係した広告がどこにでも表示されるということです。
つづきはここからです↓↓↓
これはどういうことかというと、どのサイトをどれくらいの時間、どれくらいの頻度で見ていたかを記録してその人の好みを分析しているということです。
例えば、テレビゲームが好きで毎日、長時間PS3[プレーステーション3]関係のサイトを見ている人へは、たとえたまたま新車発表会のウェブページを見ていても、PS3のゲームソフト「ファイナルファンタジーXI」の広告が表示されるといった具合です。
これはある意味、会社側(au)が個人情報を蓄積して会社の利益のことに使うわけですから、当然利用者の同意が必要だと思います。
おそらく細かな文字で利用規約が表示されて多くの人はまともに読まずに「同意する」
を押してしまうのでしょうが…
今回はauの「au one」限定のことですが、ひょっとすると
近い将来、すべてのウェブページでこの行動マッチ広告が配信されると思うと自分に一挙一動が監視されているようで、なんかほっといてという気持ちになります。
ニュース記事は
au、 統合ポータルサイト「au one」に行動ターゲティング広告を導入
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20355618,00.htm
au携帯電話とPCが一体化したポータルサイト「au one」の提供開始について〈別紙〉
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0730/besshi.html
DAC、行動ターゲティング技術を利用したBT広告型キャンペーンを開始
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20138187,00.htm
BT広告,行動ターゲティング広告
http://www.pc-view.net/word_id-1695.html
【ソースネクストのパソコンソフトの広告です】
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